藤井五冠の思い
この9月、売り乗せの練習をしてみた。
買い乗せの時と同様、乗せの後の平均値を損切ラインと設定した。
もちろん乗せをしたからには、長持ち厳禁である。
6501 日立製作所
9月が陰線になりそうだと感じた22日に売り乗せ、9月30日の前場寄り付きで再度乗せ、後場寄り付きで一括手仕舞いをした。
買いの乗せと同様、売りの乗せは平均値が不利になるが、含み益が担保になるので精神的には楽である。
師匠の芝浦メカトロニクスのように、細かく出し入れしながら下値についていくような神様のような売買は脳みその片隅にしまっておこう。
下値トレンド継続中に区切りを入れることは出来るが、その方向に再度建てるのはものすごく勇気(変動感覚)がいることかと思う。
買いの場合でもいったん利食いを入れた後、押しが浅い値動きで再度買いをいれるというのはとっても難しい。
難しい?うーん師匠は鼻歌交じりで建てているんだろうな・・
6723 ルネサスエレクトロニクス
崩れ始めた21日に売り玉を厚くし、9月30日の前場寄り付きで再度乗せ、後場寄り付きで一括手仕舞いをした。
7735 SCREEN ホールディングス
ネックラインを下抜けた翌27日に売り乗せ、30日後場寄り付きで一括手仕舞いをした。
ネックラインについては、師匠のビデオを見て、折れ線グラフに線を引いていたのが役に立った。
ビデオを見ることが第一のハードルとすると、ビデオの内容を実行し、身に着けるのが第二のハードルだろう。
これらの3銘柄、10月新甫で出るか、更新が終わった月足を見ながらこれから検討する。
場帳を見ただけであれば、こんなに陰線新値が連続する銘柄を新甫で建てようとは思わないが・・どうだろう?
9月の月足、3銘柄とも下ヒゲのほとんどない陰線で、特に日立とルネサスはまだ陰線1本目だ。
下値トレンド継続中に区切り、その方向に再度建てる・・・
2週間の上げ下げの途中での建て切りが精神的に難しいなら、月足レベルからそのような玉操作を習得していこう。
まずは大やけどしないよう、利益よりも技術の向上だ。
将棋の藤井聡太五冠はタイトルを取ることより将棋に強くなることに興味があるらしい。
心構えくらいはこの稀代の天才のまねができればと思う。